コロナ禍の災害廃棄物処理、ボランティア不足を補う「人吉モデル」を構築

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地元企業による作業の様子(8月3日)→作業後の様子(8月5日)
(出所:環境省)
地元企業による作業の様子(8月3日)→作業後の様子(8月5日) (出所:環境省)

環境省は10月29日、2020年度第1回の「災害廃棄物対策推進検討会」を開催した。事務局からは近年の自然災害における災害廃棄物対策について報告があった。「令和2年7月豪雨」支援では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でボランティアが不足する中、熊本県人吉市において、コロナ禍で仕事の機会を失った地元住民を雇用する「人吉モデル」を構築し、人手を補った取り組みなどが紹介された。

「令和2年7月豪雨」は、九州南部、九州北部地方、東海地方、東北地方の多くの地点で、24、48、72 時間降水量が観測史上1位の値を超え、球磨川や筑後川、飛騨川、江の川、最上川といった大河川での氾濫が相次いだほか、土砂災害、低地の浸水等により、多くの人的被害や物的被害をもたらした。

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