サプライチェーン全体のサイバーセキュリティ対策を推進 コンソーシアム発足

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サイバーセキュリティ強化運動の全体像(コンソーシアムのイメージ)(出所:経済産業省)
クリックで拡大します サイバーセキュリティ強化運動の全体像(コンソーシアムのイメージ)(出所:経済産業省)

経済産業省は11月1日、産業界が一体となってサプライチェーン全体でのサイバーセキュリティ対策の推進を行うことを目的としたサプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)にオブザーバーとして参加すると発表した。産業界の取り組みを支援するととともに、産業界との対話を強化し、サイバーセキュリティ対策の推進運動へとつなげていく構えだ。

2020年1月以降、国内の複数の企業が高度なサイバー攻撃を受けていたことが明らかとなり、また、サイバー攻撃により、企業情報が流出した可能性がある事例も続いている。大企業から中小企業までが含まれたサプライチェーン上の弱点を狙って攻撃対象への侵入を図るサイバー攻撃が顕在化・高度化していることを踏まえ、同省は6月12日に「昨今の産業を巡るサイバーセキュリティに係る状況の認識と、今後の取組の方向性」を公表した。

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