英製薬会社GSK、新たな環境目標 30年「気候への影響実質ゼロ」等目指す

イギリスの製薬会社グラクソ・スミスクライン(GSK)は11月3日、環境の持続可能性に関わる新たな目標を設定したと発表した。2030年までに気候への影響をネットゼロ(実質ゼロ)にするとともに、自然環境へのネットポジティブ・インパクト(マイナスの影響を上回る代償措置を行うことで全体の影響をプラスにする)実現を目指す。
この目標に基づいて、GSKでは各事業領域での新たなターゲットも定めている。具体的には「GSKの全施設における100%再生可能電力の利用と十分な水資源の保護」、「原料の100%を持続可能なリソースから調達する」、「森林破壊ゼロ」、「世界中のGSK営業担当者の社用車を100%電気自動車に移行する」などをあげた。また、企業の力だけでは軽減できない影響を相殺する再生プログラムへの投資も行うという。
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