DICとエフピコ プラ完全循環モデル社会実装へ、ケミカルリサイクルで協業

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ケミカルリサイクルによるポリスチレンの完全循環型モデル(出所:DIC)
ケミカルリサイクルによるポリスチレンの完全循環型モデル(出所:DIC)

DIC(東京都中央区)とエフピコ(広島県福山市)は、11月16日、ケミカルリサイクルに関する合弁会社を含めた共同事業体設立などの協業も視野に、プラスチック食品包装容器などの素材であるポリスチレンの「完全循環型リサイクル」の社会実装に向けた検討を本格化したと発表した。

モノマー還元(ポリスチレンの原料であるスチレンモノマーに戻す)技術を外部から導入することで、従来、食品包装容器として再生利用していなかった色柄付きの発泡ポリスチレン容器の再生を実現し、ポリスチレン製品の完全循環型リサイクルを目指す。また、DIC四日市工場での実証実験プラントの建設も検討している。

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