「ASEAN+3(中国、日本、韓国)エネルギー大臣会合」と「東アジアサミット(EAS)エネルギー大臣会合」が11月20日、初めてオンラインで開催され、ASEAN10カ国に加え、関係国・国際機関が参加した。両会合の成果は「共同声明」として取りまとめられた。経済産業省は11月24日、両会合の結果概要を報告した。
ASEAN+3エネルギー大臣会合では、コロナ禍からの経済回復と温室効果ガス排出削減の取り組みを両立させるためには、すべてのエネルギー源、すべての技術を活用し、現実的かつ実効的なエネルギー政策をとることが重要との認識で一致した。また、エネルギー転換と強靱なエネルギーシステムの構築が重要であり、イノベーションを加速させることが重要との認識を共有した。