太陽光発電出力を「雲の動き」で予測 電中研とスカパーJSATが共同開発へ

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電力中央研究所の赤城試験センターでの日射量の予測イメージ図(開発中)
電力中央研究所の赤城試験センターでの日射量の予測イメージ図(開発中)

電力中央研究所(電中研/ 東京都千代田区)とスカパーJSAT(東京都港区)は12月3日、衛星画像と複合地上センサーによる全天画像、AIを用いた「ハイブリッド型太陽光発電出力予測システム (ハイブリッド予測システム)」の開発を共同で進めることで合意したと発表した。両社はこの技術をシステム化し、2022年に、短時間予測を強化した太陽光発電出力予測のサービス開始を目指す。

宇宙(衛星)と地上(複合地上センサー)の両面から取得した雲画像から雲の動きを追跡することで、これまでは技術的に実現が難しかった数分先から1時間先までの太陽光発電出力の予測精度向上を図る。

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