非常用の「太陽光発電+蓄電池」電源、平時にも活用できる? 産官学で検証

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(写真左)6 月に地域の防災訓練で説明。災害時を想定して、独立電源システム・移動タイ プを避難タワーの避難フロアー(高さ22m)まで持ち運び、取り扱い方法を説明した。
(写真右)7 月に農作業時で使用。ラジオやテレビの電源として利用できることを確認した。
(出所:日東工業)
(写真左)6 月に地域の防災訓練で説明。災害時を想定して、独立電源システム・移動タイ プを避難タワーの避難フロアー(高さ22m)まで持ち運び、取り扱い方法を説明した。 (写真右)7 月に農作業時で使用。ラジオやテレビの電源として利用できることを確認した。 (出所:日東工業)

日東工業(愛知県長久手市)は12月8日、高知県黒潮町と名古屋工業大学と共同で、災害による大規模停電に備える太陽光発電と蓄電池を組み合わせた「独立電源システム」を、普段でも活用する実証実験を開始したと発表した。

独立電源システムは、商用電源を使用することなく、昼間は太陽光発電により得られた電気を利用し、夜間は蓄電池に蓄えた電気を供給する。今回の取り組みは、独立電源システムの移動タイプを使用することで、災害時における非常用電源と平常時における電源活用とのリバーシブル運用を実証するもの。

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