新潟・十日町市の地熱を東京で活用 松之山温泉地熱バイナリー発電所が稼働

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「コミュニティ発電 ザ・松之山温泉」外観(出所:GPSSホールディングス)
「コミュニティ発電 ザ・松之山温泉」外観(出所:GPSSホールディングス)

新潟県十日町市は12月1日、発電事業者の「松之山温泉合同会社 地・EARTH(ジアス)」が建設を進めてきた、松之山温泉を活用した地熱バイナリー発電所「コミュニティ発電 ザ・松之山温泉」が完成し、12月13日に運転を開始すると発表した。

地熱バイナリー発電所の稼働は県内初で、発電出力は210kW、年間の発電量は124万kWh。これは一般家庭約280世帯の1年間に消費する電力量に相当する。また、十日町市は、11月24日、東京都世田谷区と「自然エネルギー活用を通じた連携・協力協定」を締結しており、今後、この協定をもとに、松之山温泉地熱バイナリー発電所で発電した電力を世田谷区に供給する。

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