出光、徳山に高効率ナフサ分解炉新設 約3割省エネ・年1.6万tの排出削減

出光興産(東京都千代田区)は12月11日、徳山事業所(山口県周南市)に高効率ナフサ分解炉を新設したと発表した。今後、試運転期間を経て2021年2月に商業運転を開始する計画。なお、従来と比較して、約30%の省エネルギー効果、年間約16,000トンのCO2削減が期待されるという。
今回新設した高効率ナフサ分解炉は、原料であるナフサを短時間で熱分解することで、エチレンの得率(原油量に対する収量割合)を高め、熱効率を向上させるという。なお、同設備の導入は、工場の省エネルギー化を支援する経済産業省の「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」を活用し実施された。
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