伊藤忠と東洋インキ、複層フィルム「材料リサイクル」技術開発で協業

伊藤忠商事(東京都港区)と東洋インキSCホールディングス(東京都中央区)は12月16日、複層フィルム包材のマテリアルリサイクル技術の協業展開について合意したと発表した。現状再利用が困難といわれている複層フィルム包材をリサイクル可能なものに転換し、国内外のマテリアルリサイクル率40%以上を目指す。
両社の技術とネットワークを活かして、2022年までに、高品質マテリアルリサイクル実用化を目指す。なお、複層フィルム素材及び包材を構成するインキや粘接着剤等を同時に脱離し、リサイクルする技術としては、世界初だという。
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