国交省、第1回グリーンインフラ大賞の優秀賞を決定 東急不・キリンらが受賞

  • 印刷
  • 共有
都市空間部門で受賞した東京ポートシティ竹芝(出所:国交省)
都市空間部門で受賞した東京ポートシティ竹芝(出所:国交省)

国土交通省は12月17日、第1回グリーンインフラ大賞の優秀賞決定を発表した。今後2021年1月~2月に最終審査を実施し、各部門の優秀賞の中からグリーンインフラ大賞「国土交通大臣賞」を決定し、3月にグリーンインフラ官民連携プラットフォーム第2回総会・シンポジウムにおいて表彰式を実施する予定。

都市空間部門で受賞した東京ポートシティ竹芝(応募者:東急不動産など)は、建物全体で約600m3の雨水貯留・浸透を実現したほか、屋根面に降った雨水をトイレ用水などに再利用することで上水の年間使用量4~6%を削減する計画。また、緑化による遮熱効果と植物の蒸発散によりヒートアイランド現象の緩和とクールスポットの創出を実現した。さらに、生産性向上やストレス軽減に寄与する緑の効果を実証、「ストレス度が約12%減少、集中力が約35%し、より多くのひらめきをもたらす」としている。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事