食品産業もったいない大賞、大臣賞に日本アクセス 製・配・販でロス削減

農林水産省は12月23日、第10回「食品産業もったいない大賞」の農林水産大臣賞、農林水産省大臣官房長賞など各賞の受賞者を発表した。農林水産大臣賞は日本アクセス(東京都品川区)が受賞。食品ロス削減策を「ロスを出さない」「売り切る」「配る」「リサイクル」の4つのフェーズに分けて、「自社で減らす」観点と「サプライチェーンに広げる」観点で課題を整理・対策している点などが評価された。
また、農林水産省大臣官房長賞にはハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を運営するアレフ(北海道札幌市)の食品廃棄物削減の取り組み、オイシックス・ラ・大地(東京都品川区)による食品のアップサイクルの取り組み、熊本県立熊本農業高等学校の「養豚業によるゼロエミッションへの挑戦」が選ばれた。