電力リバースオークションサービス「エネオク」を運営するエナーバンク(東京都中央区)は、2020年12月23日、さいたま市と再生可能エネルギーの利活用に関する協定を締結し、市内事業者向けに低炭素電力への切り替えを推進するプロジェクトを開始した。
さいたま市は「2050年までの二酸化炭素排出実質ゼロ」の実現に向けて、再生可能エネルギーの利用拡大を目指し、様々な取り組みを推進している。同社は再エネを選択できる機会の創出、調達コストの低廉化や新しい生活様式を踏まえた電力切り替え手続きのシステム化・簡素化の支援するため、(1)再生可能エネルギーを始めとする低炭素電力調達の推進、(2)電力調達価格の抑制に向けた共同調達等の検討、(3)その他再生可能エネルギーの利活用を通じた経済・社会との統合的取組の推進-を連携事項とする協定を同市と締結した。