日本触媒・北大・産総研、高速で高密度な蓄熱デバイスの共同開発を推進

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(出所:日本触媒)
(出所:日本触媒)

日本触媒(大阪府大阪市)は1月12日、北海道大学、産業技術総合研究所(産総研)と、NEDOエネルギー・環境新技術先導研究プログラム「合金系潜熱蓄熱マイクロカプセルを基盤とした高速かつ高密度な蓄熱技術の研究開発」事業を受託したと発表した。高温・高密度・高熱伝導率の潜熱蓄熱粉末を成型体に加工、実使用条件での蓄熱特性を取得し、実際の用途で推定される優位性の評価を実施、社会実装につなげることを目指す。

北海道大学大学院 工学研究院附属エネルギー・マテリアル融合領域研究センターの能村 貴宏准教授が開発した合金系潜熱蓄熱マイクロカプセル(h-MEPCM)を、日本触媒の触媒製造技術を用いて成型体に加工。北海道大学でこの成型体を用いたプロトタイプモジュールの諸物性を評価する。さらに、そのデータをもとに産総研でシミュレーションモデルの構築と応用モジュールの作成を行う計画。

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