菅首相「環境投資で大胆な一歩」 施政方針演説でCPにも言及

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(出所:首相官邸)
(出所:首相官邸)

菅 義偉 内閣総理大臣は1月18日、第204回国会における施政方針演説で、日本の「2050年カーボンニュートラル」実現に向け「まずは、政府が環境投資で大胆な一歩を踏み出す」と述べ、過去に例のない2兆円の基金を創設し、過去最高水準となる最大10%の税額控除を行うと改めて表明した。また「成長につながるカーボンプライシング(CP)にも取り組んでいく」と述べた。

首相は「環境対策は経済の制約ではなく、社会経済を大きく変革し、投資を促し、生産性を向上させ、産業構造の大転換と力強い成長を生み出す、その鍵となるもの」と説明。「グリーン成長戦略を実現することで2050年には年額190兆円の経済効果と大きな雇用創出が見込まれる。世界に先駆けて、脱炭素社会を実現していく」と実現への意欲を示した。

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