牛のゲップよる温室効果ガスを飼料添加物で削減 DSMが蘭で実証

オランダの総合化学メーカーRoyal DSMは1月、オランダで実施した試験で、同社が開発した新しい飼料添加物「Bovaer(R)」を乳牛の飼料に加えることで、乳牛によるメタンの排出量を削減できることが実証されたと発表した。
この試験では、泌乳中期のホルスタイン・フリーシアン種64頭を調査対象として、配合の異なる飼料にそれぞれメタン抑制剤を補給、メタンの削減量を調査した。その結果、飼料の種類とBovaerの添加量によって変わるが、牛1頭あたりのメタンガス排出量を27~40%削減できることを確認したという。
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