中小型オフィスビルに「カーボンニュートラル」電力を導入 不動産再生事業で

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リプランニング物件「PORT ONE SHIMBASHI」(出所:サンフロンティア不動産)
リプランニング物件「PORT ONE SHIMBASHI」(出所:サンフロンティア不動産)

サンフロンティア不動産(東京都千代田区)は2月15日、同社が手掛ける不動産再生事業(リプランニング事業)において、森林由来のJ-クレジットを活用した電力「三保山林の森のでんき」(以下、森のでんき)を「PORT ONE SHIMBASHI(東京都港区)追加導入したと発表した。100%カーボンニュートラル(CO₂排出ゼロ)を実現したビルは計3棟となった。

サンフロンティア不動産は、築年が経過した都心の中小型ビルの再生事業を展開している。同社は2020年12月から、不動産再生物件の新たな付加価値として、日本省電を通じ「森のでんき」の調達を開始。東京都中央区のビル2棟に導入した。神奈川県山北町三保山林の育林、間伐などにより、吸収された環境価値を購入することによって、さらなる森林の保全を支援するものだ。

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