大日本印刷、リサイクルしやすい単一素材の新パッケージ　加熱殺菌処理に対応

大日本印刷（DNP／東京都新宿区）は2月16日、単一素材（モノマテリアル）で構成したリサイクルしやすいフィルムパッケージの新たなラインナップとして、食品などの内容物充填後にボイル殺菌・レトルト殺菌となどの加熱殺菌処理をしても、酸素や水蒸気などに対するバリア性を保持する「DNPモノマテリアル包材 PPボイル・レトルト仕様」を開発したと発表した。

同社は2018年から、食品や日用品などの用途に使用できる、モノマテリアルで構成したリサイクルしやすいフィルムパッケージを開発・提供してきた。今回、DNP独自のコンバーティング技術を活用し、酸素や水蒸気などに対するバリア性を保持し、内容物の長期保存に適した同製品を開発した。