ワタミの宅食、業界初「容器回収リサイクルシステム」を全国へ拡大

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使用済みの弁当容器は配達スタッフが回収する(出所:ワタミ)
使用済みの弁当容器は配達スタッフが回収する(出所:ワタミ)

ワタミ(東京都大田区)は、食事宅配サービスを行う「ワタミの宅食」で、自社の弁当容器を回収し、新たな容器としてリサイクルする取り組みを全国で本格的にスタートした。今後は1日あたりで約24万食分、約7.2トンの容器をリサイクルする計画。自社商品の容器を回収し、新たな容器の原料として循環利用することで、プラスチックごみ削減につなげるとともに、SDGsの達成への貢献を目指す。

「ワタミの宅食」は、弁当容器にバイオマス素材を取り入れるとともに、2019年5月に、高齢者食宅配を手掛ける企業としては初めて、自社商品のバイオマスプラスチック容器を回収し、再生利用するリサイクルシステムを構築した。2020年末までに、中部・北陸・関西・中四国・九州地方に取り組みを拡大し、今回は東北・関東地方含めた全エリアで実施する。

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