東芝、常温環境下で最大1t/年のCO2をCOに変換 設置面積は封筒サイズ

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開発スタック(電極面積100cm2、4セル積層)の外観写真(出所:東芝)
開発スタック(電極面積100cm2、4セル積層)の外観写真(出所:東芝)

東芝(東京都港区)は3月22日、常温環境下において、郵便封筒(長3)サイズの設置面積で、年間最大1.0tのCO2を化学品の原料などに変換可能なCO2電解スタックを開発したと発表した。これは、常温環境下で稼働するCO2電解スタックにおいて世界最高の処理速度になるという。

工場などから排出されるCO2を、プラスチック、塗料、医薬品といった化学品や燃料の原料となる一酸化炭素に電気化学変換するCO2資源化技術「Power to Chemicals」において、変換する電解セルを同社独自の技術で積積層(スタック化)することで、単位設置面積あたりの処理量を高めた。

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