沖縄電力、金武火力発電所で木質バイオマスの混焼開始 CO2計4万t削減

沖縄電力(沖縄県浦添市)は3月26日、石炭を燃料とする金武火力発電所(沖縄県金武町)で、木質バイオマス混焼の運用を開始したと発表した。木質バイオマスの混焼率は重量比で約3%。同社では2010年から具志川火力発電所(沖縄県うるま市)でも同様の取り組みを行っており、CO2削減量は、両発電所合計で年間約4万トンを見込んでいる。
燃料には、バイオマス再資源化センター(BRC)が製造する木質ペレットを使用。沖縄県内で有効利用されず焼却処分されていた建築廃材等から製造されており、県内における建築廃材のリサイクル推進に貢献するとともに、石炭の消費量を抑制することで県内のCO2排出量の削減にも寄与するという。木質バイオマス使用量は、金武火力発電所・具志川火力発電所の合計で年間約3万t。
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