房総半島沖、水深6,000mの海底で大量のプラごみ発見 海洋研究開発機構

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見つかったごみの写真の例(出所:JAMSTEC)
見つかったごみの写真の例(出所:JAMSTEC)

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC/神奈川県横須賀市)は、房総半島から約500km沖、水深6,000m付近の深海平原に、大量のプラスチックごみが集積していることを初めて明らかにした。同研究成果は、3月30日付で「Marine Pollution Bulletin誌」に掲載された。

同機構の地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループの中嶋研究員らは、深海ごみの集積場所と予想されている海域のひとつ、房総半島沖の「黒潮続流・再循環域」の海底で調査を実施。有人潜水調査船「しんかい6500」にて目視観察・撮影した映像をもとに、単位面積当たりのプラスチックごみの存在量を算出した。

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