丸紅、カタールで省エネ促進サービスの実証実験 電力消費をアプリで可視化

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丸紅(東京都中央区)は4月16日、カタール電力水公社との間で、省エネ促進サービスの実証実験と商用化に関する覚書を4月に締結したと発表した。カタール電力水公社の顧客である一般需要家に対し、各世帯の電力消費量データを分析し、アプリケーションなどにより効果的に可視化することで、カタール国内一般需要家の消費電力削減を促す。

カタール政府は、持続的な発展のための長期国家方針として、2008年7月に「経済発展」「社会発展」「人材開発」「環境保護」の4つを柱とする「カタール国家ビジョン2030」を発表。その一環として2012年4月に環境保全国家プログラムがカタール電力水公社内に立ち上げられ、2022年迄にカタール国内の全セクターで消費電力を6%、CO2排出量を17%削減する目標が掲げられた。2021年4月7日には、一般需要家の消費電力5%削減キャンペーンが発表された。今回のサービスはこれらの目標やキャンペーン達成に寄与することがねらい。

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