クラボウ、牛舎の「敷料」再生装置を販売 熱源に廃プラ由来の燃料を採用

倉敷紡績(クラボウ/大阪市中央区)は4月19日、畜産業の牛舎で大量に発生する家畜の糞尿を含む使用済み敷料を、繰り返し再生・使用できる装置を開発し、熊本県の畜産農家に1号機を納入、販売を開始したと発表した。
この敷料再生装置により、牛の糞尿処理(使用済み敷料処理)の手間や、敷料購入費用を大幅に低減することが可能となり、畜産農家の経営効率化や衛生管理、牛の飼育環境の向上を支援する。また、装置の熱源として、古紙やプラスチックを原料とした固形燃料「RPF」を採用したサーマルリサイクルシステムで、資源を有効利用し廃プラスチック問題へも対応する。
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