東京ガス、学校での省エネ教育で家庭のCO2排出量が5%削減することを確認

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東京ガス(東京都港区)は4月22日、住環境計画研究所(東京都千代田区)とナッジ理論等を用いた学校向け「省エネ教育プログラム」を開発し、2017年度から2020年度の環境省の実証事業を通して、省エネ教育が家庭のCO2排出量を約5%削減することを確認したと発表した。同社によると、学校での省エネ教育が家庭のCO2排出量に与える影響を定量的、定性的に実証した研究は、日本初となる。

同プログラムは2017年4月~2021年3月にかけて、全国の小学校30校、中学校21校、高等学校19校、大学14校の計84校(参加社:9,899人)で実施。受講した小中高等学校の児童・生徒の家庭で、電気とガスの使用に伴うCO2排出量が5.1%削減する効果がみられたほか、省エネ行動実践率が21%ポイント向上すること、教育後も効果の持続が見られること、児童・生徒への教育が間接的に家族にも影響を与えることなどを確認したという。

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