味の素、生分解性の高いマイクロプラスビーズ代替品を開発 22年上市へ

味の素(東京都中央区)は4月26日、生分解性の高い、化粧品用マイクロプラスチックビーズ(5㎜以下のビーズ状のプラスチック)代替品を開発したと発表した。同社独自のアミノ酸技術を生かして開発した同素材は、スキンケアやメークアップ化粧品に幅広く使用されている合成樹脂由来のマイクロプラスチックビーズと同等の感触・機能を有するという。2022年度上期の上市を目指す。
同社はアミノ酸に関する豊富な知見を生かし、メークアップ化粧品用途に使用される機能性素材を提供している。「アミホープ(R)LL」はその機能性素材のひとつで、滑沢性の高い板状粉体としてフェースパウダーを始めとした多くの化粧品に使用されているという。近年、同社はアミホープLLの知見や技術を活用し、感触がよく、機能性の高いマイクロプラスチックビーズ代替品の開発に取り組んできた。
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