中部電力と名古屋市、電力スマートメータの通信網で水道を自動検針　試験導入

名古屋市上下水道局と中部電力（愛知県名古屋市）は5月6日から、名古屋市内の集合住宅124戸で、水道スマートメータによる、水道使用量自動検針の試験導入を開始した。2020年3月26日に締結した協定に基づくもので、電力スマートメータの通信網を活用し、安定的に水道使用量データを取得できることを確認することに加え、取得した水道使用量データの利活用に関する検討も進める。

今後は、同取り組みで得られた知見をもとに、水道スマートメータによる水道使用量自動検針の将来的な本格導入に向けた検討を進めていくとしている。実施場所は、北区・熱田区の集合住宅各1棟。試験期間は2021年5月6日～2024年3月31日。