竹中工務店、スマートビル実現へ「ビルコミ」の新機能開発
竹中工務店(大阪府大阪市)は5月19日、NEDOの助成事業において、スマートビル実現のための新機能を持つデータ・プラットフォーム「ビルコミュニケーションシステム(R)」(ビルコミ)を開発し、実証実験を開始したと発表した。同システムの導入により、ビッグデータの取り扱いや人工知能(AI)の適用など、多様な要求を持つスマートビルのユースケースに対応できるという。
今後はビルコミの社会実装を加速し、省エネと快適性を両立させる高度な建物環境制御の実現や、ZEBや複数棟制御をはじめとする高度な電力デマンド制御等の実現、AI・ロボットなどの多様なシステムとの連携による建物管理の高度化・省人化に取り組んでいく。まずは、多くのパートナーとこれらのサービスを共同開発し、ニーズの変化に応じたメニューの拡大を進めていく。並行して顧客への提供体制の整備を進め、2021年度中にサービス提供を開始する予定。
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