花王・三菱地所ら、丸の内で廃プラ資源循環モデル実証 アパレル対象に

  • 印刷
  • 共有
 クリックで拡大します
同実証事業のプロセス
(出所:レコテック)
クリックで拡大します 同実証事業のプロセス (出所:レコテック)

レコテック(東京都千代⽥区)は5月24日、花王(同中央区)、三菱地所(同千代⽥区)、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(同)らと、廃プラスチックの回収・製品化を通じた資源循環モデルの確⽴に向けた実証事業を開始すると発表した。丸の内エリアで、丸ビル、新丸ビルなどの主にアパレルテナントから排出されるプラ製フィルムが対象。期間は6月1日から2カ月程度を予定。

プラスチック製品など、消費者が製品を使用した後に回収される「ポストコンシューマーリサイクル材(PCR材)」は、多品種かつ少量で発生するため、回収が難しいと言われている。同実証では、丸の内エリアなどの廃プラスチックを回収・製品化することで、廃棄物の回収、圧縮保管、リペレット、製品化の一連のプロセスにおける課題の抽出や、製品のライフサイクルを通じた環境への影響やコストの検証を行う。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事