「マリンバイオマス」を製鉄に利用できる? バイオマス地産地消へ技術開発

日本製鉄(東京都千代田区)、日鉄ケミカル&マテリアル(同・中央区)、金属系材料研究開発センターは5月25日、NEDO事業に採択されたことを受け、カーボンニュートラル材であるマリンバイオマス(海藻)を生産し、製鉄プロセスの中で利用する「バイオマスの地産地消」という新たなサプライチェーンの構築に取り組むと発表した。
マリンバイオマスは製鉄プロセスで利用される炭素源(炭材や炭素材料)としての活用を検討。生産については、製鉄プロセスで発生する鉄鋼スラグを利用した藻場造成で培った技術を活かし、海藻の積極的な育種に取り組む。
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