商船三井、木質バイオ燃料輸送用のばら積み船を新造 25年環境規制に適合

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商船三井(東京都港区)は5月24日、国内電力会社を中心に輸送需要が増加している木質バイオマス燃料を主な積荷とする、新造パナマックス型ばら積み船を調達すると発表した。2025年から適用される環境規制のEEDI(エネルギー効率設計指標)フェーズ3にも先行適合した仕様。大島造船所(長崎県西海市)で2023年の竣工を予定している。

同船は係船装置強化、広ハッチ口設計による荷役の効率化等、国内電力各社向け木質バイオマス燃料輸送に適した仕様とした。顧客のニーズの多様化に応え、従来の燃料輸送に加えて、低炭素化に向けたソリューションを提供する目的で2021年度に発足した「電力カーボンプロジェクト部」が同船の営業・輸送計画の立案・運航を担う。

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