東京都、水素燃料ボイラーを低NOx・低CO2小規模燃焼機器に認定 全国初
東京都は5月27日、窒素酸化物(NOx)と二酸化炭素(CO2)の排出が少ない小規模燃焼機器を認定する「東京都低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定制度」に基づき、全国の自治体で初めて、水素燃料を使用する蒸気ボイラーを認定したと発表した。
5月21日に開催された認定審査等を行う諮問委員会において、三浦工業(愛媛県松山市)が申請した「水素燃料貫流ボイラ」(型式:SI-2000AS-H2A、種別:蒸気ボイラー/水素燃料)を、新たな認定区分(グレードH)として認定した。認定を受けた事業者は、認定証票を製品に貼って販売を行うことができる。水素燃料ボイラーの認定基準は、NOx排出濃度が50ppm以下、効率は水素燃焼時に、CO2が排出されないため、基準は設けない。
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