エールフランスKLMら、フランス初・同国産SAF燃料で長距離便運行

  • 印刷
  • 共有
(出所:エールフランスKLM)
(出所:エールフランスKLM)

エールフランスKLM、トタル、ADP グループ、エアバスの4社は5月18日、航空輸送の脱炭素実現に向けた取り組みの一環として、フランス初となる、国産SAF(持続可能な航空燃料)を搭載した長距離便の運航を実施した。今回の飛行で搭載した燃料にはSAFを16%使用し、CO2排出量を20トン削減したという。

今回使用したバイオ燃料の製造には資源循環事業で回収された廃棄物や残留物が活用された。製造はトタルの南フランスのラ・メードにあるバイオ精製工場とル・アーヴル近郊のウダル工場で行われ、未使用植物油などは添加せず、廃食用油を原料に生産したという。同燃料は持続可能性を保証する第三者機関ISCCから認証を受けた。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事