三菱重工ら、港湾のCO2排出削減へフォークリフト燃料電池化等に着手

三菱重工業(東京都千代田区)は5月27日、港湾におけるCO2排出量削減へ向けて、将来的なゼロカーボン実現を視野に入れた荷役機器の新モデル開発や、既存機器の水素燃料電池化などの取り組みを開始すると発表した。三菱重工グループが掲げるエナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)の一環として、グループの物流機器メーカーである三菱ロジスネクスト(京都府長岡京市)とともに取り組む。
第一弾として、2022年秋ごろの発売を目指し、温室効果ガスの排出量削減と燃費改善を実現するタイヤ式門型クレーン(RTG:Rubber Tired Gantry crane)の新モデル開発に着手した。さらに、港湾において多くの機種が使用されるフォークリフトについても燃料電池化を検討する。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる