環境ビジネス編集部
最終更新日: 2021年06月02日
国際海運分野の気候変動対策を担う国際海事機関(IMO)は、第8回温室効果ガス作業部会(5月24日~5月28日)において、既存の大型外航船を適用対象とした新たなCO2排出規制の実施に向けて、燃費性能の計算方法・検査方法・格付けに関する詳細基準の草案を最終化し、世界共通のガイドライン案として取りまとめた。
国土交通省が5月31日、同部会の開催結果として報告した。今回、新たな国際規制案「既存船燃費規制(EEXI)・燃費実績(CII)格付け」に関する詳細基準が統一化され、規制実施の準備が整った。