2021年版「エネルギー白書」を閣議決定 2050年脱炭素への道筋を分析

政府は6月4日、エネルギー需給動向や2020年度にエネルギー需給に関して講じた施策の状況をまとめた「令和2年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2021)」を閣議決定した。その年の白書を特徴づける第1部では、例年の福島復興の進捗に加え、2050年カーボンニュートラル実現に向けた課題と取り組み、エネルギーセキュリティの変容について、分析した結果をまとめている。
知財競争力は4分野で首位 「社会実装で負けないよう支援を」
2050年カーボンニュートラル実現に向けては、電力部門では非化石電源の拡大、非電力(産業・民生・運輸)部門ではエネルギーの電化、電化しきらない熱の水素化、それでも残るCO2の回収・利活用(メタネーションや合成燃料等)を通じた脱炭素化を進めることが必要だとしている。
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