森のエネルギー研究所、ZEB新事務所を建設へ 多摩産材活用・熱も再エネで

  • 印刷
  • 共有
(出所:森のエネルギー研究所)
(出所:森のエネルギー研究所)

木質バイオマス活用の調査・設計業務を行う森のエネルギー研究所(東京都羽村市)は6月4日、多摩産材を活用した木造2階建てのZEB新事務所を、8月に青梅市内で着工すると発表した。竣工は2022年1月を予定。同事務所への移転後は、空調や照明等の電力だけでなく、熱も含めて全てのエネルギーを自社で生産した再生可能エネルギーで賄う「CO2ゼロオフィス」としての企業運営を開始するという。

同事業は、6月2日付で環境省補助金「ZEB実現に向けた先進的省エネルギー建築物実証事業」の採択を受け、同補助金を活用し建設に着手する。2022年春に、本社を新事務所に移転する計画だ。新事務所1階は青梅市で障がい児通所支援事業等を営む知創(東京都青梅市)が入居し、森のエネルギー研究所と連携した林福連携事業として、木工品等の製造・販売等を行う就労継続支援B型事業所を開設する。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事