GSユアサ、EV+太陽電池+蓄電地を組み合わせたエネマネシステムを実証

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設備全景(出所:GSユアサ)
設備全景(出所:GSユアサ)

GSユアサ(京都府京都市)は6月8日、2021年12月発売予定のV2Xシステムを、5月に京都事業所へ導入したと発表した。同システムは電気自動車(EV)、太陽電池、蓄電システム、EV用充放電器で構成され、EVと建物や電力系統間で電力を融通する自家消費型エネルギーシステム。市場投入に先駆けて実証実験を行い、平常時のエネルギーマネジメントや、停電時の事業継続計画(BCP)への効果について確認する。

今回導入したV2Xシステムは、平常時は再生可能エネルギーの自家消費、再生可能エネルギーを100%使用したEVへの充電、EV充電時に生じるピークデマンドの削減など、エネルギーの有効活用が可能。停電時には、EVに搭載された蓄電池、太陽電池、蓄電システムを活用し、施設の照明、コンセントなどの電灯負荷や、業務用空調などの動力負荷にも電力供給を行うことが可能で、防災機能強化やBCP強化に貢献するという。

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