山形県内初、ガスコージェネを用いたEPS契約締結 JAPEXと山形ガス

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石油資源開発(JAPEX/東京都千代田区)および山形ガス(山形県山形市)は6月10日、ベーリンガーインゲルハイム製薬(山形県東根市)の山形工場で利用するエネルギー提供に関して、天然ガスの活用を前提とするエネルギー・サービス・プロバイダ(ESP)契約を締結したと発表した。天然ガスコージェネレーションを用いたESP契約の採用は山形県内で初。

今回の締結により、両社は今後、天然ガスを中心とする包括的なエネルギーサービスを、ベーリンガーインゲルハイム製薬山形工場に提供する。
具体的には、同工場の新製剤棟建設予定敷地内に、液化天然ガス(LNG)を燃料とするコージェネレーションシステムや高効率ボイラーなどを設置し、必要に応じ電気、冷水、蒸気を同工場へ供給。
また、設置した設備の燃料となるLNG の調達・供給や、設備の運転からメンテナンスまでの設備に関する業務を一括で行い、ベーリンガーインゲルハイム製薬は「エネルギーサービス料金」の支払いのみで、同工場のニーズに合った包括的なエネルギー供給をサービスとして受けることができるという。
2021年7 月には設備建設工事を開始し、2022年秋ごろより同工場へのエネルギーサービスの提供を開始する予定だ。

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