森ビルなど、国内初・下水熱を地域冷暖房に活用 虎ノ門・麻布台再開発PJ

森ビル(東京都港区)と虎ノ門エネルギーネットワーク(東京都港区)は6月24日、2023年に開業を予定する虎ノ門・麻布台エリアの再開発事業において、未利用・再生可能エネルギーである下水熱を地域冷暖房に活用する取り組みを実施すると発表した。下水管路内底部に設置した熱交換器により熱交換を行う「管底設置方式」による下水熱の地域冷暖房への活用は、国内初の事例となるという。
虎ノ門エネルギーネットワークが、東京都下水道局と「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(虎ノ門・麻布台プロジェクト)」における下水熱利用事業に関する協定を締結した。今回の協定締結により、従来は海や河川に捨てられていた、未利用かつ再生可能なエネルギーである下水熱を、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」全域における冷暖房の熱源の一部として活用することが可能となる。
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