東京都のキャップ&トレード制度、5年間で約2190万tの排出削減を達成

東京都は6月30日、大規模事業所に対する「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」(キャップ&トレード制度)について2019年度の実績を公表した。2019年度の対象事業所の排出量は基準排出量から27%削減となり、第二計画期間(2015年度~2019年度)の5年間で約2190万トンの排出削減を達成した。
省エネ対策への継続取組や、低炭素電力・熱の利用等によって、第二計画期間の義務達成を見込んでいる事業所の割合は79%となった。都は第三計画期間(2020年度~2024年度)においても、全ての事業所が義務履行できるよう、引き続き対象事業所におけるCO2削減を促進していくとしている。
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