国内初、木質バイオマス・ガス化発電のCO2・熱をトマト栽培に利用 長野で
エア・ウォーター(大阪市中央区)は7月1日、長野県安曇野市のトマト農園敷地内に設けた木質バイオマス発電を行う「安曇野バイオマスエネルギーセンター」で、国内初となるガス化発電方式による「トリジェネレーション事業」を開始した。
トリジェネレーション事業とは、熱源から生産される熱・電気に加え、発生するCO2も有効活用するエネルギー供給システム。同事業では未利用木材を活用した発電により地域の林業振興に貢献するとともに、発電設備から排出される熱とCO2をトマト栽培に利用することで農業コストの削減・持続可能な農業事業の促進につなげていくという。
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