明電舎、群馬・八ッ場発電所が竣工

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同社の水車発電機(出所:明電舎)
同社の水車発電機(出所:明電舎)

明電舎(東京都品川区)は7月7日、群馬県企業局より受注した八ッ場発電所(群馬県吾妻郡)における水力発電設備の設計製作、据付工事が完工したと発表した。

同発電所は、吾妻川中流にある八ッ場ダムの放流水を利用したダム式発電所で、最大出力は11,700kW、年間発電電力量は約4200万kWh。一般家庭約12,000世帯分の電力の供給が可能できる。
発電所の特長としては、時季により変動するダムの流量に対応するため、発電機1台に対して水車が2台となる横軸両輪フランシス水車を採用し、その時々の流量に応じて最適な運転形態で発電するよう自動制御を行うことができる。
なお八ッ場発電所建設事業において、同社は、12,600kW横軸両輪フランシス水車、12,400kVA横軸同期発電機、ガス絶縁開閉装置、主変圧器、配電盤・制御盤などの設計製作と据付工事・試験調整の一式を請け負った。

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