薩摩酒造、焼酎かすを次世代電池の電極材に 産学連携PJ始動

  • 印刷
  • 共有
(出所:薩摩酒造)
(出所:薩摩酒造)

薩摩酒造(鹿児島県枕崎市)は、7月14日、エルステッドインターナショナル(東京都港区)、福岡工業大学(福岡県福岡市)、BlueForce(鹿児島県霧島市)と共同で、本格焼酎造りを行う過程で発生する焼酎粕(かす)を、次世代電池の電極材に変換する「焼酎粕の新エコシステム構築プロジェクト」を発足させると発表した。

薩摩酒造は、福岡工業大学 田島教授が最高技術責任者を務め、BlueForceがプロジェクト化した「環境・エネルギーミックスビジネスモデル」事業に参画して実施するもの。5R(Reduce・リデュース、Reuse・リユース、Renewable・再生可能、Reborn・再生、Recycle・再生利用)方式による「焼酎粕の新エコシステム構築プロジェクト」を実施し、次世代電池実現に欠かせない焼酎粕由来の特殊な活性炭の開発に携わることで、完全循環型経済システムを目指すBlueForceとともに、2020年10月日本政府が発表した「2050年カーボンニュートラル宣言」実現への貢献を目指す。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事