DICら、新型炭素繊維強化プリプレグシート開発 世界最速硬化・常温保管も

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(左から)シート加工実証機、新型炭素繊維強化プリプレグシート
(左から)シート加工実証機、新型炭素繊維強化プリプレグシート

DIC(東京都中央区)、セーレン(同・港区)、福井県工業技術センター(福井県福井市)は7月15日、世界最速レベルの硬化時間や常温保管を実現した「速硬化炭素繊維強化プリプレグシート」を開発したと発表した。同シートの量産プロセスを構築し、セーレンで稼働させた実証機を使用したシートサンプルの提供を7月から開始する。

今回開発したシートは、最短30秒という世界最速レベルの硬化時間によりコストダウンが図れるとともに、一般的なエポキシ系のプリプレグシートが冷凍・冷蔵倉庫などでの保管が必要なのに対して、常温保管が可能で、シート保管の設備・管理の負担も軽減できるという。

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