商船三井ら、カーボンリサイクルメタンは「船舶のゼロエミ燃料になりうる」

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「CCR研究会 船舶カーボンリサイクルWG」参加9社の役割(出所:日揮ホールディングス
クリックで拡大します 「CCR研究会 船舶カーボンリサイクルWG」参加9社の役割(出所:日揮ホールディングス

「CCR研究会 船舶カーボンリサイクルWG」(幹事会社:商船三井、日本海事協会)は7月19日、メタネーション技術によって製造された「カーボンリサイクルメタン」が、船舶のゼロエミッション燃料となりうることを確認したと発表した。

メタネーション技術とは、触媒を充填した反応容器内で水素とCO2を反応させ、天然ガスの主成分であるメタンを合成するもの。産業施設などから排出されたCO2を利用する。WGが行った評価の結果、メタネーションによるカーボンリサイクルメタン燃料の単位熱量当たりCO2排出量は、約27-gCO2/MJとなった(Well to Propellerに相当)。

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