商船三井、船舶の新たな省エネ技術を共同開発へ 洋上風を推進力に

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デルタセイルを搭載した船のイメージ(出所:商船三井)
デルタセイルを搭載した船のイメージ(出所:商船三井)

商船三井(東京都港区)は7月27日、洋上風を船舶の推進力に活用する新たな省エネ技術の共同開発を開始すると発表した。既存の船舶の荷役用クレーンにある三角部等に帆を張り、洋上風を船舶の推進力に活かすことで、航行時に排出される温室効果ガスを削減する。

同社は、商船三井ドライバルク(東京都港区)、大島造船所(長崎県西海市)、クレーンメーカーの相浦機械(長崎県佐世保市)と、船舶の荷役用クレーン等を利用した船舶推進力補助帆「IKNOW DELTA SAIL CRANE(アイノウ デルタ セイル クレーン)」(以下、デルタセイル)を共同で研究開発することに合意した。

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