中部電力と川崎汽船、カナダで潮流発電 23年に1基目1,500kWを設置

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(出所:中部電力)
(出所:中部電力)

中部電力(愛知県名古屋市)と川崎汽船(東京都千代田区)は8月4日、カナダのノバスコシア州で計画が進められる「イシュカ・タパ潮流発電事業」について、アイルランドの再生可能エネルギー開発企業であるDP Energyと共同開発契約を締結したと発表した。日本企業が海外で潮流発電事業に参画するのは初めてだという。

この事業は、カナダ・ノバスコシア州のファンディ湾にて、2023年に1基目、2026年に2、3基目の水中タービン発電機の運転開始し、最終的には合計3基の設置を目指している。発電出力は、1,500kW×3基。水中タービン発電機はオーストリアAndritz社製を採用。想定年間発電電力量は約1,700万kWh(一般家庭約5,400世帯分に相当)を見込んでいる。

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