経産省、22年度政策の重点案示す カーボンプライシング等推進
経済産業省は8月23日、産業構造審議会総会(会長・十倉雅和日本経済団体連合会会長)を開催し、2022年度の経済産業政策の重点案を示した。環境分野では、電池・水素・洋上風力などグリーン成長の加速、自主的かつ市場ベースでの「成長に資するカーボンプライシング」を促進していくことなどを盛り込んだ。
総会に出席した梶山 弘志経済産業大臣は、コロナ禍において「国内の雇用と産業を守るべく前例のない大胆な支援措置を講じてきた」と説明するとともに「一方でコロナ禍にあってもすでに将来を見据えた新たな付加価値の獲得競争が国内外で始まっていることにも対応していく必要がある」と述べ、こうした観点から2022年度に取り組んでいくいべき政策の重点案についてまとめたことを報告した。
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