戸田建設、食品残さから製造した有機液肥でイチゴを栽培 実証結果を公表

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同社が目指す循環モデルのイメージ(出所:戸田建設)
同社が目指す循環モデルのイメージ(出所:戸田建設)

戸田建設(東京都中央区)は8月26日、茨城県常総市で運営している実証農場「TODA農房」において、食品残さを原料とした「有機液肥(水熱分解液肥)」を用いたイチゴの栽培実証試験を実施し、従来の化学液肥と同等以上の農作物の収穫量・糖度が得られることを確認したと発表した。

同社が発表した水熱分解液肥の特長と試験結果は、次の通り。
1物理的処理を行うため、一般的な微生物による発酵を利用する方法よりも短時間での製造が可能
2有機性廃棄物を「有機液肥」に加工することで液体として簡易に取り扱うことができる
3高温・高圧条件で処理することで滅菌されるため、従来の有機液肥よりも微生物の繁殖が抑えられることから、かん水チューブが詰まりにくくなる

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